11月17日(日)兵庫県知事選挙の結果を受け、「オールドメディアの敗北」「ネットの勝利」と話題になりました。その理由についてまとめていきたいと思います。
オールドメディアとは?
オールドメディアとは、テレビ・新聞・雑誌・ラジオのような古くから存在するメディア、報道機関を指す言葉です。
今回の場合は主に、テレビや新聞から情報を仕入れることのことを指し、これらの情報はお年寄りの方がよく参考にしている情報となります。
ネットとは?(ニューメディア)
ネットとは、SNS、X(旧Twitter)、Youtube等のことを指し、そこから情報を仕入れることを指しています。これらの情報は主に若者世代が参考にしている情報になります。
オールドメディアの敗北ネットの勝利と言われる理由
兵庫県知事選挙の結果、「オールドメディアの敗北」「ネットの勝利」と話題になりましたその理由として、オールドメディアの報道内容、年齢別の投票、有権者全体の投票率、が関係しています。
オールドメディアの報道内容
兵庫県知事選挙が行われるにあたって、各種メディアでは斎藤元彦氏のパワハラ疑惑、おねだり疑惑で持ち切りでした。
どのメディアも事実かどうか検証することなく、「斎藤元彦氏のパワハラによって人が亡くなった」「異常人格のパワハラ知事」といった情報が多く、議会が全会一致で不信任を出したことによって、行われる選挙なのだから、斎藤元彦氏の当選はないといった感じの報道を繰り返していました。
年齢別の投票
出口調査の年齢別調査では、若者世代は斎藤氏を指示、お年寄り世代は稲村氏を支持していることがわかります。
この年齢別の票でどこから情報を仕入れているのかといった割合がわかります。
有権者の投票率
年齢別の投票の割合が分かったとしても、有権者の20%の半分が斎藤氏を支持しているのと、有権者の50%の半分が斎藤氏を支持しているのとでは大きく意味が変わってきます。
今回の兵庫県知事選挙では、投票率は55.65%と前回の知事選に比べ大きく上昇しており、半分を超えているため、これは民意だとも言える結果となっています。
過半数を超える投票、オールドメディアでは斎藤氏はパワハラ疑惑で持ち切りの報道、その中での斎藤氏の当選、そして支持していたのは若者世代が中心の結果「オールドメディアの敗北ネットの勝利」と言われています。
ネットの勝利とあるがネットでは何があったのか
テレビや新聞などオールドメディアは斎藤氏のパワハラ疑惑で持ち切りです、通常考えると斎藤氏が当選するとは思えませんがネットでは何があったのでしょうか。
SNSでの情報拡散
SNSでは、斎藤氏のパワハラについて疑惑ばかりで何も証拠がでてこないといった内容や、斎藤氏は嵌められた!といった内容の動画が拡散されていきました。
嵌められたと言われる証拠に関しても、数々の動画が作成され拡散されたことにより、オールドメディアはなぜこのことを報道しないのかといった疑念も生まれたという感じです。
SNSでは斎藤氏にとって良い情報しか流れていないかというとそうではありません。何が真実なのかはわかりませんが、様々な情報が飛び交う中、各自で判断した結果が斎藤氏の当選という結果に結びついたということです。
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